- Date: Sat 29 06 2013
- Category: 音楽を語る > Steve Vai
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Steve Vaiのステージに上がった話その2

このアルバム
Sex & Religionをリリース直後の日本ツアーでの出来事です。
何故か1列目の中央の席を取れた私、間近でスティーブヴァイのギターテクニックを見ることができてもう最高でした。
ヴァイの魔法のような指さばきで奏でられるサウンドは素晴らしく、しかも目の前で堪能できる幸せの中、ノリノリでライブは進んでいきました。
多くの方がヴァイのギターを目的に来ていた中、ヴォーカルのデビンタウンゼントもパワフルなヴォーカルで負けず劣らず存在感をアピールしており、私は次第にデヴィンの野性的なノリに
シンクロしていくような感じでライブを楽しんでおりました。
…さて事件はライブ中盤から後半に差し掛かったあたりに起こりました。
この曲Pigの演奏中です。
ステージ中央最前列で他の人よりノリがよかったように見えたんでしょう。
デヴィンは歌いながら突然私に握手を求めてきました。
うおー感激!と握手をしていると何故かデヴィンは手をいつまでも離しません。
ん?おかしい…すると私の一緒に来ていた連れや他周囲のお客さんが私に
上がれ上がれとステージに押し上げるではありませんか!デヴィンもグイグイ引っ張りとうとうステージ中央に上がり観客の前へ…ああそういう意味だったのね…
というわけで
デヴィンタウンゼント
私
スティーブヴァイ
の順に並び、この曲で夢のコラボが実現したのであります。
曲の終盤でのギターとヴォーカルが交互に掛け合いされるところで私はマイクを向けられ
シャウト!
次はデヴィンがシャウト!
隣ではスティーブヴァイがこちらを見て次はお前の番だぞと目配せ…
そしてまた私のシャウト!
最後はデヴィンが私に
「What You Are Name?…」
…私、咄嗟にアドリブで
「アイアム スティーブ!サンキューデヴィン!」
と叫びもといた席へダイブして戻りました。曲の構成を崩すこと無く元に戻れたことにホッとしていましたが、私の連れや周囲の方も大興奮で私の帰還を祝福してくれました。
しばし私も放心状態…
最後にデヴィンが私にハイタッチをしてくれましたがステージに上がって以降はほとんど記憶がありません…
とにかく大興奮でライブは終了。
その夜はお酒を飲んでも飲んでも眠れなかったですね。一緒に行った友人曰く、
「皆がヴァイのギターばかり見ている中、お前は他の人よりデヴィンにかなりアピールしているように見えたから、ほぼ無名のデヴィンはそれが嬉しかったんじゃないかな…」
と評しておりました。うむむ…そうかもしれませんね…
もう17〜18年位前の出来事ですが、このアルバムを聞くとまた無性に興奮してきますよ。それ程衝撃的な出来事でした。
最後はこのアルバムの中でもしっとりとしたナンバーをご紹介
In My Dreams With You
今でもこの曲を聞けば夢の中でヴァイとデヴィンに会える私なのであります…

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