- Date: Wed 02 07 2014
- Category: 野球を語る > うつ中年思いつき野球日記
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松坂大輔…平成の怪物はいずこへ…
平成の怪物と呼ばれた松坂大輔投手がピリッとしませんねぇ…
トミージョン手術を受け、復活を楽しみにしていただけに、ここまでなかなか完全復活と言える結果とは言えません。
本日も先発で結果を出せなかったというニュースが来ました。

こちら!
○ ブレーブス 5 - 4 メッツ ●
<現地時間7月1日 ターナー・フィールド>
ニューヨーク・メッツの松坂大輔投手が現地時間7月1日のブレーブス戦に今季7試合目の先発登板。2回から4回まで二死後に失点を重ねるなど5回5失点の投球で、6月20日マーリンズ戦から3連敗を喫した。松坂の今季成績は3勝3敗1S、防御率3.72。
今日の試合では周囲を納得させるだけの結果が欲しかった松坂は、初回こそ三者凡退で上々の立ち上がりを見せたものの、2回二死から安打と死球でピンチを招き、8番ベタンコートに適時打を打たれて先制点を与える。
味方が逆転して迎えた3回、またも二死から2番シモンズ、3番フリーマンの連続長短打で1点を献上。4回には先頭打者に四球を与えると、二死までこぎつけたものの9番マイナーから3連打を浴びてさらに3点を奪われた。
5回も先頭打者に四球を与える悪い流れを作ったが、なんとか後続を抑えた松坂はこの回で降板。5回5失点、球数98、被安打7、四死球4、失点5の内容だった。
中継ぎで結果を出し、先発ローテーションまで這い上がった松坂だが、6月は5試合の先発と1試合の中継ぎ登板で1勝2敗、防御率4.39。特に先発で6イニングを投げたのはわずか2試合、そのうち1試合は5失点を喫するなど、先発の役割を果たす事がなかなか出来ていない。
今日の結果を受けて、松坂の立場は再び厳しい状況に追い込まれた。現在、故障者リストに入っているディロン・ジー投手が復帰した場合、ローテーション落ちの最有力候補として松坂の名前がリストアップされている。そうなると、松坂は再び中継ぎへ配置転換される可能性が高い。また、トレードでの放出やロースターから外れる可能性も否定できない。ディロン・ジーは今月末に復帰する予定だ。松坂には、それまでの登板で先発する機会があれば、とにかく結果を残し続けることが求められる。
うーむ…ボールにかつてのような威力も無く、四死球連発の悪癖がまだ続いているようですので厳しいですね。
ちなみにこちら西武時代の投球フォーム。

強靭な下半身を沈み込ませ、その反動から高速回転の付いた力のあるボールはもう見ることはできないのでしょうか…
こちらは悪くなって来たあたりのレッドソックス時代の投球フォーム。

下半身を使い切れてない…いわゆる
手投げフォーム
になっちゃってますね。
これは随分以前から専門家から指摘もされてたことではありますが、もう修正は効かないのかもしれませんね。
何故、松坂投手がメジャーで活躍できなくなったか、過去のニュースからまとめてみます。
1、メジャーのマウンドは日本に比べ硬く、傾斜がキツイ。またボールは日本に比べ大きく、滑りやすくコントロールがつきにくい
2、左足に体重をかけると滑りやすくコントロールミスが多くなる為ステップ幅を狭くして上体の力に頼って投げる様になる。
3、上体に頼った投げ方になるので肘に負担がかかり故障する…
という悪循環なのでありますね。
松坂投手は元来球数多いことは苦にしないタイプですが、先発投手の球数制限が厳密で中5日のローテーションを徹底するメジャーリーグとの相性も悪いと言えます。
レッドソックス時代の1年目こそそれなりに結果は残しましたが、それ以降はメジャーに対応しようと試行錯誤をしている姿がよくわかります。
そのことが松坂投手の本来の良さや魅力を更に失わせているようです。
トミージョン手術を受けると2~3年後には急速が増して来ると言われておりますので、もう少し長い目で見ればまだまだ復活の可能性もあるのかもしれませんが…私は個人的にマウンドで躍動する松坂が観たんですよ。
コントロールを重視して小さなフォームでそれなりにローテーションを守れる松坂投手には魅力は感じられません。
今こそ!日本球界復帰して欲しい!
かつての投球フォームを戻し、力のあるボールを投げる為には、傾斜が低いマウンドで柔らかい土、滑りにくいボール、120~130球位気にせず投げられて中6~7日でローテーションを回すことができる日本球界こそが理想の環境なのであります!
来年あたり帰って来たらいいのになぁ…
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トミージョン手術を受け、復活を楽しみにしていただけに、ここまでなかなか完全復活と言える結果とは言えません。
本日も先発で結果を出せなかったというニュースが来ました。

こちら!
○ ブレーブス 5 - 4 メッツ ●
<現地時間7月1日 ターナー・フィールド>
ニューヨーク・メッツの松坂大輔投手が現地時間7月1日のブレーブス戦に今季7試合目の先発登板。2回から4回まで二死後に失点を重ねるなど5回5失点の投球で、6月20日マーリンズ戦から3連敗を喫した。松坂の今季成績は3勝3敗1S、防御率3.72。
今日の試合では周囲を納得させるだけの結果が欲しかった松坂は、初回こそ三者凡退で上々の立ち上がりを見せたものの、2回二死から安打と死球でピンチを招き、8番ベタンコートに適時打を打たれて先制点を与える。
味方が逆転して迎えた3回、またも二死から2番シモンズ、3番フリーマンの連続長短打で1点を献上。4回には先頭打者に四球を与えると、二死までこぎつけたものの9番マイナーから3連打を浴びてさらに3点を奪われた。
5回も先頭打者に四球を与える悪い流れを作ったが、なんとか後続を抑えた松坂はこの回で降板。5回5失点、球数98、被安打7、四死球4、失点5の内容だった。
中継ぎで結果を出し、先発ローテーションまで這い上がった松坂だが、6月は5試合の先発と1試合の中継ぎ登板で1勝2敗、防御率4.39。特に先発で6イニングを投げたのはわずか2試合、そのうち1試合は5失点を喫するなど、先発の役割を果たす事がなかなか出来ていない。
今日の結果を受けて、松坂の立場は再び厳しい状況に追い込まれた。現在、故障者リストに入っているディロン・ジー投手が復帰した場合、ローテーション落ちの最有力候補として松坂の名前がリストアップされている。そうなると、松坂は再び中継ぎへ配置転換される可能性が高い。また、トレードでの放出やロースターから外れる可能性も否定できない。ディロン・ジーは今月末に復帰する予定だ。松坂には、それまでの登板で先発する機会があれば、とにかく結果を残し続けることが求められる。
うーむ…ボールにかつてのような威力も無く、四死球連発の悪癖がまだ続いているようですので厳しいですね。
ちなみにこちら西武時代の投球フォーム。

強靭な下半身を沈み込ませ、その反動から高速回転の付いた力のあるボールはもう見ることはできないのでしょうか…
こちらは悪くなって来たあたりのレッドソックス時代の投球フォーム。

下半身を使い切れてない…いわゆる
手投げフォーム
になっちゃってますね。
これは随分以前から専門家から指摘もされてたことではありますが、もう修正は効かないのかもしれませんね。
何故、松坂投手がメジャーで活躍できなくなったか、過去のニュースからまとめてみます。
1、メジャーのマウンドは日本に比べ硬く、傾斜がキツイ。またボールは日本に比べ大きく、滑りやすくコントロールがつきにくい
2、左足に体重をかけると滑りやすくコントロールミスが多くなる為ステップ幅を狭くして上体の力に頼って投げる様になる。
3、上体に頼った投げ方になるので肘に負担がかかり故障する…
という悪循環なのでありますね。
松坂投手は元来球数多いことは苦にしないタイプですが、先発投手の球数制限が厳密で中5日のローテーションを徹底するメジャーリーグとの相性も悪いと言えます。
レッドソックス時代の1年目こそそれなりに結果は残しましたが、それ以降はメジャーに対応しようと試行錯誤をしている姿がよくわかります。
そのことが松坂投手の本来の良さや魅力を更に失わせているようです。
トミージョン手術を受けると2~3年後には急速が増して来ると言われておりますので、もう少し長い目で見ればまだまだ復活の可能性もあるのかもしれませんが…私は個人的にマウンドで躍動する松坂が観たんですよ。
コントロールを重視して小さなフォームでそれなりにローテーションを守れる松坂投手には魅力は感じられません。
今こそ!日本球界復帰して欲しい!
かつての投球フォームを戻し、力のあるボールを投げる為には、傾斜が低いマウンドで柔らかい土、滑りにくいボール、120~130球位気にせず投げられて中6~7日でローテーションを回すことができる日本球界こそが理想の環境なのであります!
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