沈黙は金なり

アラフィフサラリーマンの日々徒然日記です。

 
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落合博満講演会2013レポートその12

2013年7月某日。
講演の詳細をレポート致します。
尚、メモと記憶を頼りに作成しておりますので、私なりにかなりのアレンジを加えており、完全に一字一句を再現したものではないことをご理解下さい。



コーチの給料はオレが決めてましたよ。だってオレが頼んで来てもらったんだもん。それを球団に提示しただけ。
球団に頼んだら、「いいよっ」て言われただけなんだよ。色んな事書かれたり言われたりしてるけどさ…まあ監督やった事の無い、従来の常識を知らないオレの強みでもあったんだ。

普通はコーチ球団が基本オファー出して、それぞれ球団と年俸交渉して決めるらしいけどさ、オレは全部自分で呼んで自分で給料決めて球団に了解もらってやった。球団からはお前みたいな監督は初めてだよって言われた。
ああそうなんですか?オレ知らないもんでね。監督やった経験ないもんでやっちゃいました。ダメですか?って言ったら「いいよ」って…それだけのこと。

でもこれができたのは誰のおかげかって言うとオーナーと球団社長のおかげなんです。オレのやりたいことちゃんと聞いてくれた。ここが崩れてしまえばオレなんか何もできなかったよ。


勝つチームを作れ…優勝できるチームを作れ…球団改革をしろ…オレやるのはそれだけですか?って聞いたら、「うん、それだけで十分」って、「あとはオレらが何とかするから…困った事があったらすぐに来い、オレらがなんでもしてやるから」って言ってもらったんです。そして事実何でもしてくれました。
でも無駄な金は私使ってません。これは自信持って言えます。

一番傑作だったのはね…
1軍の監督よりも2軍の監督の方が接待料が高いんでやんの…あれにはビックリしたよ。
なんでオレより一樹(井上)が金使うんだよってさ…考えられねえよ…球団も言われると金出しちゃうんだからなおかしいよ。そんで落合は金使うとか言われてたんだよ。オレ全然使ってないっつーの。まあ一樹なりに色々考えてやってたんだろうよ。オレにできないことを陰でやってくれてたことはよく分かってる。

監督落合は金がかかるのが球団のネックだ、みたいによくマスコミに書かれてましたね。
そもそも監督になって球団と契約更改なんて1回もやったことないんですよ。球団側がハイこれですよって出した契約書にハイわかりましたってハンコ押すだけなんですよ。選手時代は年俸闘争しましたけどね、監督になってからは1度も年俸闘争なんかしたことはありませんからね。

でも廻りから言わせると落合は金がかかるとか年俸が高いんだとか言いやがる…オレが監督の時はいくら欲しいなんて一言も言ってないし、提示された金額に見合うだけの仕事はしてきたつもりだよ、アレコレ言われる筋合いは無いんだよ。

やった奴はいくらでも貰っていいと思うんだ。監督だってコーチだって選手だってそうだよ。やった奴はたくさん給料貰って、やらない奴は貰えないってのが当たり前なんだけどさ、やってない奴もたくさん給料貰えちゃうもんだから変なことになっちゃうんだよな。会社とか組織でもそうだよな。ここが崩れて来るとおかしくなっちゃう。

いかにして優秀なコーチ連れて来れるかってのは大事だと思うんだよ。オレは打つ事は教えられるよ。守ったり走ったりも基本は大体は分かる。オレがたまたま運がよかったのはさ、オレがロッテ入った時に教わったコーチってのはV9の川上哲治さんにも師事したことのある人だった。その人がオレたちに走塁から守備から基本を教えてくれたんだ。西鉄ライオンズの中西さんとかとも一緒にやった事のある河野旭輝さんって人でさ…


この人はキャンプでも誰よりも先にグラウンドに出て大きな声出してるんだ。野球の基本、守備、走塁についてはとにかく一生懸命教えてくれた人だったんだ。選手がやる気がある時はトコトンまで付き合って本当に真剣になって選手と一緒に泥まみれになって教えてくれる素晴らしいコーチだった。それがオレの中に基準としてあったんだよね。だからオレが監督になった時はいかにしてコーチ達をね…選手に対して真摯に一生懸命向き合うように仕向ける。オレはその環境作りに注意を払っていたんだ。最終的にコーチが監督もうダメです、無理ですって言って来たらオレが手を加えればいいんだろうって思ってました。まあオレが監督として楽したいからそういうコーチを集めたんですけどね。

選手コーチが練習の時でもオレ休んでましたよ。オレは家で寝てるからなって言ってね。後は頼むぞって。

でもたまに暇な時はふらっと顔出しに行くんですよ。
そうすると選手もコーチもいつもより張り詰めてキビキビと動くらしいんです。「監督が来ると空気が変わる」って…いつもそうじゃねえのか?ってコーチに聞くと違うって答える。そりゃそうでしょ…一番決定権のある監督が見に来た時は緊張して張り詰めてやるのは当然です。「いつも監督に見られているように練習に取り組めばいいんですけどね」って言ってる奴いたけど、そりゃ無理な話ですよ。まあ逆に監督がいてもいなくてもいつもと変わらないって事の方もそれはそれで問題かもしれませんがね。
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でもいつも監督に見張られて張り詰めてたら選手もコーチも持ちませんよ。潰れてしまいます。だからそれぞれの部署は然るべきコーチに任せてあとは何も言わない方がいいんです。それをあーだこーだ言いたい事だけ言ってケツ拭かないで行っちゃったら残された奴らは困っちゃうでしょ。そこん所はある程度現場のコーチに責任を持たせて、任せないといけません。

強いチームを作る為にはね、選手にたくさん練習するように仕向けて、絶対他のチームには負けたくないって気持ち持たせるんだ、精神論は言いたかないけれどもその負けん気が集まると強いチームになるんですよ。

リーダーなんてのは責任取るだけの仕事なんです。メンバー表に誰を使うか書くのは監督の仕事。その結果がダメなら責任は全てリーダーである監督の責任なんです。
監督の仕事はダメだった時に責任を取る事。そしてコーチと一緒になって、選手達が野球に真剣に取り組めるような環境をきちんと作ってあげて、選手達の邪魔をしない事が大切な仕事なんですよ。簡単なことなんですけどこれが意外にみんなできないしやらないんだよね。

リーダーと言えば…楽天イーグルスの監督、星野仙一さん。
オレが中日ドラゴンズの現役時代監督でした。
当時の横断幕には「鉄拳制裁!」って書いてましたね…

その13へ続く…


その1最初から読むはこちら…
※内容は録音されたものではありません。会場内での録音は禁止です。
私の記憶とメモを頼りに、講演者の言葉風にアレンジして作成したものですので一部文脈に不自然な点もあるかもしれませんが、ご了承下さい。
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