- Date: Thu 23 01 2014
- Category: 野球を語る > 高井保弘
- Community: テーマ "プロ野球" ジャンル "スポーツ"
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面白すぎる代打の神様
水島新司さんの長寿マンガ
あぶさん
が2月で連載終了とのニュースを見かけました。
1973年から41年も続いているそうです。
私は南海ホークスが無くなったあたりからはあまり本気では読んでいませんけどね…あぶさんがフル出場したり、三冠王取ったりとスーパーマンになっちゃったんで、
ちょっと違うんじゃない?ってな感じになったからです。
やっぱりあぶさんと言えば代打稼業でひと振りに賭ける職人という感じが何とも哀愁を感じさせていたんだと思いますね。
さて、現実世界でリアルあぶさんといえば、阪急ブレーブスで活躍した
高井安弘選手。
代打本塁打27本は世界記録、オールスターゲームにも代打ながら出場して、本塁打をかっ飛ばした個性的な選手です。

正に代打の神様と言えるこの御方、先日旅行先で行った野球殿堂博物館にて
こんなものを見つけちゃいました。

高井選手が27本目の代打ホームランを打った時のサイン入りバットですね。
打った時にグリップのところが割れた状態で現存しており、当時の熱気を醸し出してくれております…
日付を見ると…ん?

1982年を1981年と書き直してるじゃん!
仮にも野球殿堂博物館に飾られる記念すべきバット…上からマジックで書き直してるじゃありませんか!
私もよくこの手の書き直しはしますけどね…結局1なのか2なのかわかんなくなって消して書き直すなんてことありますので、気持ち…わからなくはありません…
でもね…記念すべき世界記録のバットなんですから、消して書き直してもよかったんじゃないかな…と思いますよね。
私が推測するには、このバット、記録達成当時は高井さんはそんなに大事に保管していなかったんじゃないかと思うんですよね。
この27本目の代打本塁打が達成されたのは1981年。
高井選手が引退したのは1982年、なので、27本目を打った段階では、高井選手も記録はこれで終わりとは思っていなかったんじゃないかなと…
「代打本塁打27号」
という字は大きく書いてあるのに対して、その下の日付やら対戦相手の字は小さいので、きっと1982年に引退した時か、それ以降に、後から書き足したと思うんですね。
そんで、高井さん、間違って最初は1982って書いちゃって…
「高井さん西暦間違ってますよ!」
「おお!こりゃいかん。こうすりゃいいや…」
ってな感じで現在に至るのではないかなと…勝手に妄想している訳であります。
個性派揃いの当時のパリーグらしい、何とも味わいある逸品だなぁ…と思わず笑ってしまった発見でした。
さて、高井選手は長い代打稼業の中、あらゆる投手のクセを観察して、メモを取りまくっていたという研究熱心な御方。
投手の僅かな筋肉の動きや、スジの見え方の違いから球種を見破っていたというのですから恐れ入ります。
2013年7月に報道ステーションで高井選手を特集した画像を見つけましたよ。

当時は90キロを超える巨漢の選手だった高井選手は、実はこのようにマメにメモを取る研究熱心な選手だったんですね…
ん!?
……

…メモ帳がカワイイ…!
うぎゃー!
全然イメージと違うじゃん!
小学生の女の子が使う様なメモ帳に書いていたなんて…
きっと、当時の西宮球場の近く辺りにあった文房具屋さんとかで買ってたんでしょうかね…
小学生達が文房具を買っている傍ら、阪急ブレーブスの巨漢の漢がカワイイメモ帳を買っている姿…
思わず想像してしまいました…(⌒-⌒; )
報道ステーションで特集された時には、試合中にベンチを離れ、変装して投手のクセを研究していたなんて、今だったら大問題になりそうなことをやっていた事を暴露してますね。
こちら!

今では元気そうなおじいちゃんになってますね…フムフム…それで…

って、そこで見てたんかい!
そんでもって…

って、そんなことしていいんかい!
…なんとまぁ大らかな時代だったんですね…
この行為、チーム内では高井選手だけに認められていたそうですが、ベンチにいない高井選手を皆不思議に思わなかったのかな?という問いに…

ギャハハハ!
いやはや笑わせてくれます。
本日は高井さんにたっぷりと笑わせて頂きましたが、やっぱりこの人はカッコいいですよ。
特にこのコメント!

うーむ…しびれるセリフ!
マンガあぶさんは終わりますが、リアルあぶさんの高井安弘さんには何処かのチームのコーチでもやって頂きたいものです。
パリーグは1974年からDH、指名打者制度を採用してますが、あるアメリカ人記者が日本で高井選手を見て、既にメジャーでは採用されていたDH制度を日本でも採用すべき、と新聞記事を投稿。
結果、DH制度がパリーグで採用となりました。
日本野球界におけるDH制度採用のキッカケとなった高井安弘さんはやっぱり偉大な御方なのであります。
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あぶさん
が2月で連載終了とのニュースを見かけました。
1973年から41年も続いているそうです。
私は南海ホークスが無くなったあたりからはあまり本気では読んでいませんけどね…あぶさんがフル出場したり、三冠王取ったりとスーパーマンになっちゃったんで、
ちょっと違うんじゃない?ってな感じになったからです。
やっぱりあぶさんと言えば代打稼業でひと振りに賭ける職人という感じが何とも哀愁を感じさせていたんだと思いますね。
さて、現実世界でリアルあぶさんといえば、阪急ブレーブスで活躍した
高井安弘選手。
代打本塁打27本は世界記録、オールスターゲームにも代打ながら出場して、本塁打をかっ飛ばした個性的な選手です。

正に代打の神様と言えるこの御方、先日旅行先で行った野球殿堂博物館にて
こんなものを見つけちゃいました。

高井選手が27本目の代打ホームランを打った時のサイン入りバットですね。
打った時にグリップのところが割れた状態で現存しており、当時の熱気を醸し出してくれております…
日付を見ると…ん?

1982年を1981年と書き直してるじゃん!
仮にも野球殿堂博物館に飾られる記念すべきバット…上からマジックで書き直してるじゃありませんか!
私もよくこの手の書き直しはしますけどね…結局1なのか2なのかわかんなくなって消して書き直すなんてことありますので、気持ち…わからなくはありません…
でもね…記念すべき世界記録のバットなんですから、消して書き直してもよかったんじゃないかな…と思いますよね。
私が推測するには、このバット、記録達成当時は高井さんはそんなに大事に保管していなかったんじゃないかと思うんですよね。
この27本目の代打本塁打が達成されたのは1981年。
高井選手が引退したのは1982年、なので、27本目を打った段階では、高井選手も記録はこれで終わりとは思っていなかったんじゃないかなと…
「代打本塁打27号」
という字は大きく書いてあるのに対して、その下の日付やら対戦相手の字は小さいので、きっと1982年に引退した時か、それ以降に、後から書き足したと思うんですね。
そんで、高井さん、間違って最初は1982って書いちゃって…
「高井さん西暦間違ってますよ!」
「おお!こりゃいかん。こうすりゃいいや…」
ってな感じで現在に至るのではないかなと…勝手に妄想している訳であります。
個性派揃いの当時のパリーグらしい、何とも味わいある逸品だなぁ…と思わず笑ってしまった発見でした。
さて、高井選手は長い代打稼業の中、あらゆる投手のクセを観察して、メモを取りまくっていたという研究熱心な御方。
投手の僅かな筋肉の動きや、スジの見え方の違いから球種を見破っていたというのですから恐れ入ります。
2013年7月に報道ステーションで高井選手を特集した画像を見つけましたよ。

当時は90キロを超える巨漢の選手だった高井選手は、実はこのようにマメにメモを取る研究熱心な選手だったんですね…
ん!?
……

…メモ帳がカワイイ…!
うぎゃー!
全然イメージと違うじゃん!
小学生の女の子が使う様なメモ帳に書いていたなんて…
きっと、当時の西宮球場の近く辺りにあった文房具屋さんとかで買ってたんでしょうかね…
小学生達が文房具を買っている傍ら、阪急ブレーブスの巨漢の漢がカワイイメモ帳を買っている姿…
思わず想像してしまいました…(⌒-⌒; )
報道ステーションで特集された時には、試合中にベンチを離れ、変装して投手のクセを研究していたなんて、今だったら大問題になりそうなことをやっていた事を暴露してますね。
こちら!

今では元気そうなおじいちゃんになってますね…フムフム…それで…

って、そこで見てたんかい!
そんでもって…

って、そんなことしていいんかい!
…なんとまぁ大らかな時代だったんですね…
この行為、チーム内では高井選手だけに認められていたそうですが、ベンチにいない高井選手を皆不思議に思わなかったのかな?という問いに…

ギャハハハ!
いやはや笑わせてくれます。
本日は高井さんにたっぷりと笑わせて頂きましたが、やっぱりこの人はカッコいいですよ。
特にこのコメント!

うーむ…しびれるセリフ!
マンガあぶさんは終わりますが、リアルあぶさんの高井安弘さんには何処かのチームのコーチでもやって頂きたいものです。
パリーグは1974年からDH、指名打者制度を採用してますが、あるアメリカ人記者が日本で高井選手を見て、既にメジャーでは採用されていたDH制度を日本でも採用すべき、と新聞記事を投稿。
結果、DH制度がパリーグで採用となりました。
日本野球界におけるDH制度採用のキッカケとなった高井安弘さんはやっぱり偉大な御方なのであります。
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