現存する映像が余りにも少ないのが極めて残念に思える投手であります。
元南海ホークスの杉浦忠投手。そのピッチングフォームはアンダースローやサイドスロー投手の中でも特に際立っ美しく、水面から飛び立つ白鷺の様なしなやかさと力強さを感じさせられるのが私好きなところです。

手首を立てたアンダースロー
と言われておりました。
大学時代肩を壊してからアンダースローに転向したそうですが、元来の手首や股関節の柔らかさ故、下手投げながら本格派投手として活躍し稀有な投手でもあります。

特に美しいのがこのフォロースルー。

細身で長身、メガネ姿は当時のインテリサラリーマンか、文学青年を思わせる風貌から、鋭い投球が正確にコントロールされていたそうです。

手首のスナップを効かせた切れ味鋭いストレートとカーブが特徴的で、手首をビュッと返す音はベンチにまで届いたそうですね。

「ひとりになって泣きたい」
とは大卒、プロ2年目、年間38勝4敗の好成績を収め、日本シリーズで強敵巨人を4連投4連勝を上げた時のコメントなのです。
後にマスコミが脚色してこの言葉だけが一人歩きしてしまったようだったと杉浦さんおっしゃってましたが…
昔、何かの記事か本で読んだ記憶では、シーズンMVPの特典として高級車を贈呈され、ナンバープレートが勝敗にちなんで3804にしたことを記者に質問された時、「38勝4敗じゃなくて、シーズン38勝、日本シリーズ4勝の意味だよ。」
と答えたというエピソードを見た記憶があります。定かではありませんが…
いづれにしても、現代野球では今後も絶対あり得ないであろうとてつもない成績なのは確かです。
杉浦さんはミスター長嶋茂雄さんと立教大学の同級生。この方もまた野村克也さん同様、華やかな巨人軍で活躍した長嶋さんと比べれば、光と影、向日葵と月見草…そんな哀愁を感じさせてくれるお方であります。

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元南海ホークスの杉浦忠投手。そのピッチングフォームはアンダースローやサイドスロー投手の中でも特に際立っ美しく、水面から飛び立つ白鷺の様なしなやかさと力強さを感じさせられるのが私好きなところです。

手首を立てたアンダースロー
と言われておりました。
大学時代肩を壊してからアンダースローに転向したそうですが、元来の手首や股関節の柔らかさ故、下手投げながら本格派投手として活躍し稀有な投手でもあります。

特に美しいのがこのフォロースルー。

細身で長身、メガネ姿は当時のインテリサラリーマンか、文学青年を思わせる風貌から、鋭い投球が正確にコントロールされていたそうです。

手首のスナップを効かせた切れ味鋭いストレートとカーブが特徴的で、手首をビュッと返す音はベンチにまで届いたそうですね。

「ひとりになって泣きたい」
とは大卒、プロ2年目、年間38勝4敗の好成績を収め、日本シリーズで強敵巨人を4連投4連勝を上げた時のコメントなのです。
後にマスコミが脚色してこの言葉だけが一人歩きしてしまったようだったと杉浦さんおっしゃってましたが…
昔、何かの記事か本で読んだ記憶では、シーズンMVPの特典として高級車を贈呈され、ナンバープレートが勝敗にちなんで3804にしたことを記者に質問された時、「38勝4敗じゃなくて、シーズン38勝、日本シリーズ4勝の意味だよ。」
と答えたというエピソードを見た記憶があります。定かではありませんが…
いづれにしても、現代野球では今後も絶対あり得ないであろうとてつもない成績なのは確かです。
杉浦さんはミスター長嶋茂雄さんと立教大学の同級生。この方もまた野村克也さん同様、華やかな巨人軍で活躍した長嶋さんと比べれば、光と影、向日葵と月見草…そんな哀愁を感じさせてくれるお方であります。

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