
1971年10月15日 日本シリーズ巨人-阪急第3戦です。今尚語り継がれている日本シリーズでの劇的な王貞治のサヨナラスリーランです。
うなだれる山田投手がと両手を広げて喜びを表す王選手とが対象的なシーンですね。
こちら☟スコアボードだけ見ても壮絶な試合であったことが想像できます。
123456789 計
阪急010000000 1
巨人000000003 3
投 手
阪 急 ●山田(1敗)-岡村
巨 人 ○関本(1勝)-森、吉田
本塁打 王2号(巨)
三塁打 末次(巨)
二塁打 大熊、阪本(急)
阪急 5安打3三振2四死球 0盗塁0失策5残塁
巨人 4安打4三振1四死球 0盗塁0失策2残塁
この試合を勝った巨人は残り2勝1敗とし、勢いそのまま4勝1敗でシリーズ制覇。
後にこの年は巨人V9にとって最大のピンチの年であったと語られております。
巨人V7を達成したのでありました。
映像はありませんがこの試合の9回裏の貴重な音源がありますのでお楽しみ下さい。
戦前の下馬評では阪急有利と噂されており、事実この年シーズン22勝を達成した絶頂期の山田久志投手はほぼ完璧に9回まで抑えていたんですがね…
山田さんさぞかし屈辱だったでしょう…

見て下さいこの美しいサブマリン投球。
野球好きなら一度はモノマネしたことありますよね。
アンダースローでありながら歴代284勝の素晴らしい実績ですが、
私注目するところは、この屈辱のサヨナラホームランから翌シーズン以降引退までに252勝も積み上げている点なのです。
後年ご自身も著書で語っておりましたが、「天狗の鼻を折られた」と語っております。
若く勢いに任せてグイグイ行ったらやられてしまったわけですが、ここから地道な努力を重ねることで偉大な投手となっていったのですね。
うーん。何事も地道な努力なくして成功はなし得ないのである、とブログを書く
自分に言い聞かせて本日は寝るとしますか。
☟こちら私の好きな対決
二人とも秋田出身なんですよ。
山田さん楽天の監督でも一度やってみてくんないかなあってちょっと思います。
ちょっとですよ。
中日監督時代あんまり良くなかったんでね。

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